目隠しをされ両手足を戒められた月。手は一纏めにされ寝台の頭の柵につけられている。
竜崎は、月の手錠を寝台のヘッドから外すと、
静かな声で「お仕置きです」と言うと、月をひっくり返した。
腹這いになった月のほっそりとした腰を抱え上げ、無様に四つん這いにさせる。
「いい格好ですね、月くん」
露わになった月の孔に躊躇いもなく猛った下半身を押し入れる。
竜崎の塗りつけた怪しげな液体と月の出した体液でぬめり、やすやすと受け入れてしまう。
「ぁんっっぐ…ぅ…」
甘い喘ぎ声を上げる月。目隠しが外される。
しかし、やっと見えるようになった己の下半身に付けられた卑猥な装具に驚く。
隆起した月のそこには何重かに革のベルトが巻いてあり、快楽に膨張した月自身に
キリキリと圧迫感を与えているのだ。
月は羞恥のあまり唇を噛みしめる。何か言ってやろうと口を開いたが、すかさず
「あなたはいつも人を見下していましたね」
深々と挿入したまま、くちゅりと音を立てて亀頭を弄ばれる。
「違っ、ぁ…っ」
逃れようとする月の腰に余計に竜崎のモノが食い込み、白く長い指が敏感な先だけを執拗に責め立てる。
いつもなら達してしまいそうなのに、竜崎のモノと拘束の圧迫感で出すに出せない。
ずるずると長く続く快感に気が狂いそうだ・・・・・・・。
「神様気取りですか?」
冷ややかな声がして、竜崎の濡れた手がぬるぬると乳首をまさぐりはじめた。
月は快楽に身を捩りながらも必死に言葉を紡ごうとする。
「ち…っ…ぁっ」
「嘘はいけませんね…」
長い舌が背中を滑る。月はゾクゾクと這い上がってくる感覚に総毛立った。
「…よく覚えておきなさい…私が正義です」
月の尖った乳首をキュッとつねると、月の下半身はダラダラとだらしなく精を吐き出した。
「あ…あ…ぁ…ぁ」
「おや…神様はもう出してしまわれましたか」
無表情な中にも嗤いを含んだ声で言うと、月の髪を乱暴に掴み寝台に押し付けた。
「んっ」
月は貫かれたまま、新たな刺激で余計にビクビクと下半身を痙攣させる。
竜崎は精液を月の顔に塗りつけた。
「っ!何するんだ…」
月は力無く反抗した。
竜崎は猛った自身を抜くと、月を仰向けにし両手を開かせると手錠で固定した。
「汚れた…神…ですかね?」
見下ろしたまま、精液に汚れた指をぺろりと舐めた。
それを見て月は言いようのない震えに襲われた。白い指、白い顎。唇。
なぜか目が離せず、さっき緩んだはずの拘束部分に熱が溜まっていく。
じっと見つめていた竜崎はふいに月の足枷を持ち上げると、月のとろけきった孔へするりと入り込んだ。
「うっ」
背筋へ甘く電気が走る。
月は指と舌を見て興奮したのを見透かされるような気がして顔を背けた。
竜崎はそれには気付かず、ゆっくりと、次第に激しく腰を打ちつけてきた。
いつの間にか足枷は外され、月はあられもない大股開きで、竜崎の腰の動きに合わせて淫らな喘ぎ声を上げる。
「ぁっ…あっ…ぁ…っ…」
乱れる様をじっと見つめる竜崎。
月の肌は火照り、うっすら汗が浮いて桃色に染まっている。
「月くん…涎出てますよ」
竜崎は月の頭を抱え込むと突然口づけてきた。
「んっ…ふっ…ぅん」
長い舌が探るように月の口の中を這い回る。余計に涎が月の口から零れ出た。
ようやく唇を離すと、唾が塗りのばされるのも構わず細く長い指で顔を撫で回す。
月は不快感を感じつつもキスの余韻に浸っていたが、耳に指が触れピクリと痙攣した。
「耳…ですか」
竜崎は月の首筋から撫で上げるように指を髪に突っ込むと、髪の毛を掻き回し浅く口づけた。
形のいい耳にゆっくりと唇を這わせ、ペチャペチャと音を立てて舐め始める。
「んっ…」
口で耳を責めながら、手は器用に月の薄い色の乳首をコリコリと弄んだり摘んだりしている。
愛撫に体が熱くなり、月の下半身は又だらりと白濁を吐き出した。
「またですか…二度目ですよ?」
竜崎は体制を立て直した。
月の茎をきつく握りしめ、己で月の孔をゆっくりと刺激する。
「…ぁ、ん…っ」
きつく締め上げられ、月は出口のない快楽に悶えた。
竜崎が握りしめた茎から手を放すと透明なしぶきが飛び散った。
「おもらしですか…」
性に疎い月は恥ずかしさに更に顔を赤くした。
竜崎はそれでも動きを止めない。月はもうこれ以上の刺激に耐えられそうになかった…。
恥ずかしさと悔しさを押し殺すと、
「ん…りゅ…竜崎…も、やめて」
と声を絞り出した。
「じゃ…認めますか?」
掻き回すように腰を動かす。
「あっ…んっ…やめて…お願い…お願」
目から涙が溢れ出る。月はまるで他人が泣いているように感じていた。
竜崎は少し考え込むように動きを止めると、
赤黒く猛った己自身をゆっくりと抜き、月の手錠を外した。
自分自身につけた薄い避妊具も外すと、月に軽くキスし、涙を舐めて顔をしかめた。
が、膝立ちになると、座った月の前にある赤黒いそれに黒蜜をたっぷりと垂らした。
「舐めて下さい」
太い棹を握ると、月は黙って口一杯に含んだ。
「ん…うぐ…ぅっ」
蜜の甘い不快感に吐きそうになる。
だが竜崎のモノは嫌ではなかった。
「全部飲めとまでは言いませんが…」
普段通りの無表情な声とは裏腹に、手はひどく優しく月の髪を撫でている。
その手を不快にも、嬉しくも思いながら、ヤケになってグチュグチュと音を立てて舐め回す。
涎が月の口の端から垂れ、シーツに染みを作る。
竜崎のそれは月の舌で触れるとパンパンに充血しているのが分かる。
黒蜜ではない味もしてきた…?
「…っ」
無心に舐める月の耳に、竜崎の息を飲む音が聞こえたような気がした。
ふいに髪を撫でる指に力がこもったかと思うと、強引に茎から引き剥がされた。
月の口元に生暖かい白濁が勢いよく飛び散る。
「すいません…間に合いませんでした…。すみません」
いつもの白いシャツで月の口元と顔を拭う。
無表情なのになぜか慌てた感じが伝わってくる。
「目…目は大丈夫ですね?」
黒い目が真剣に覗き込む。
月は笑いがこみ上げてきた。これだけ責め立てておいて口内発射と顔射はタブーらしい…。
「?」
微笑む月に拭っていた手が止まる。月はゆっくりと口を開いた。
「りゅうざき…」
竜崎は不思議そうに首をかしげた。
「…二回目も出してあげるよ」
月は優しげな聖母のように微笑した。

糸冬














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