「……竜崎 一発芸ってこういうことじゃないんじゃないかな ハー ハー」
「こんな所に2人きり…助けを呼ぶ手だてもありませんから、
やることは一つです」
「竜崎、僕は足を挫いてるんだ。たのむから馬鹿な事はしないでくれよ」
「私がそんなヘマをするとでも?麻酔の注射をしてさしあげますから、
さあお尻を出してください」
いいところに松田登場
松「竜崎ー 月くーん 助けにきましたー」
L「ちっ いいところだったのに」
月「松田さん一人?他の人たちは…」
松「それが僕、皆とはぐれちゃって… 帰り道も覚えてないですあははー」
L月「松田の馬鹿!」
松田を崖からさらに突き落とす。
「竜崎なんてことするんだ!」
「矢上くんだって思い切り突き飛ばしていました」
「まぁ過ぎた事はいいよ。それよりどうやってここを脱出するか、だ」
「都合の悪い事に松田が携帯を落としていきました」
「都合いいじゃないか!早速助けを呼ぼう!」
「充電が切れそうなので簡略にここを説明して来てもらわなくては」
「竜崎上手く説明できるか?」
「まかせてください」
プルル…プルル…
「…ワタリ、私だ。え?なんですか?」
「……?」
「そんな事を聴きたいわけではありません!いい加減にしてください!」
ブチッ
「え?なんだったの?」
「なぜか変態が出ました。大きく張り出したなんとかがなんかしていますとか…」
「それ天気予報だろ!?なんかじゃなくて南下じゃないのか!?ってゆーかなんで
177にかけちゃってるんだよ!?」
「流石です。よく分かりましたね」
「確信犯かよ!」
崖から落ちて数週間。救助は依然現れず。
L「食料も尽きましたね夜神くん………」
月「………松田さんは野犬に喰われたみたいだな…」